ご挨拶

 

 

昨年の3月に早期退職するまで、32年間損害保険会社に勤務。そのうち16年間損害査定の現場で働いていました。

事故処理は毎日が切った張ったの世界です。

 

私は2回の合併を経験し、損保系ダイレクト保険2社の事故処理も担当していました。

それも、対人事故と対物事故と難航事故です。

 

その当時から、元保険会社社員のブログ???とかありましたが、何年事故処理の仕事やったんだ💢 嘘つけ💢 という記事や本が多くいつか本当のことを書いてやろうと思っていました。

 

会社を辞めほぼ1年経ったので、ほんとうの保険会社の事故処理とは・・・

を赤裸々に?書きました。

 

 

事故にあったら最初にやること

 

意の一番にやること

 

相手がいる場合、相手に自分の名前、住所を伝えるとともに相手の名前、住所を聞いてお互いに怪我がないか確認します。

 

 

そのあと警察に電話をして現場に来てもらうか、車が動くようなら近くの交番に行きます。

けっして感情的にならないようにしましょう。

物損事故だけなら、基本減点も罰金もありません。

まずは落ち着く

 

深呼吸をしてまず落ち着きましょう。

 

怪我があった場合には、119番に電話し救急車に来てもらいます。

どこの病院に行くかは、その時の病院の空き具合です。

まずは車より怪我です。人命は尊いのです。

・・とはいうものの、事故を起こされたひとはほとんど怪我より車を心配します。ひとの性ですかね。

保険会社に電話する

 

 

それから落ち着いたら、保険会社に事故の連絡です。今はほとんどの会社が24時間365日フリーダイヤルで事故の受けつけをしてくれます。

保険証券を用意しましょう。証券番号を聞かれます。

そこかその関連にフリーダイヤルが書いてあります。

電話番号が分からなければスマホで調べましょう。

自分の証券番号がどうしても分からなければ、とりあえず自分の名前と車の番号で検索してくれるのでとにかく早めに電話しましょう。

聞かれるのは

・自分に怪我があるか

・事故の時間、場所

・事故がどのように起きたか・・自分は直進か、相手が右折かなど

・相手の名前と住所、車の車名、登録番号。怪我があれば行った病院名。分かれば相手の保険会社

・自分の車の修理先・・決めてなければ保険会社の推奨する修理工場に親切に?誘導してくれます。(提携修理工場の紹介についてはノルマがあります)

などです。

貴方がやること(できること?)はここまでです。

・・・・・・・・あとは車を修理することと怪我があれば病院にいくことぐらいです。

それから後は保険会社の仕事です。

 

あとは保険会社にまかせるしかありません。

 そしてここからが、このブログの本番です。

 

 

 

 

 

保険会社の対応の実情

さて、事故を受け付けてからの保険会社です。

コールセンターで受け付けた事故は、今度は保険会社の事故処理の担当課にいきます。

ここで、貴方の事故を担当する保険会社の社員が決まります。

ここが運命の分かれ道です。

 

 

保険会社の担当者の力量は平均化されていません。

要は事故処理についての貴方の満足度は会社ではなくその担当者によるのです。

よく勘違いされますが保険会社の社員は事故の処理件数による歩合制ではないので(一応人事考課には加味されます)何件処理しても基本給与は同じです。

だから、できるだけ仕事は受けたくないし、さらに厄介な事故となればなんとか拒否したいのです。

厄介そうな事故ならまず相手とか契約者云々ではなく、社内でまずだれが担当するかで揉めます。

揉めに揉めて担当者がやっと決まります。

次にやっと事故処理に取り掛かります。

事故処理については担当する保険会社の社員によって、事故解決能力とお客様への対応はかなり違うのが現状です。

今だからいいますが、こいつに担当されたお客さん気の毒だなあと思う社員も結構いました。 ( ;  ; )

保険会社の査定の部署ですが・・・

休み明けの月曜日、連休明けなどは各担当者に事故の受付書類が5枚〜10枚並びます。

それを全て担当者は電話し、車の修理、怪我の病院の手配をしなければなりません。

前から担当している事故の被害者、契約者の電話もワンワン鳴ります。

(転職して今の職場が静かなので、これが普通の会社であることが最近分かってきました。)

担当者は年間400件〜600件くらいの事故処理をします。

その中のあなたは一件の事故の契約者か被害者にすぎません。

あたなの事故の担当者はどんな社員でしょう。

事故処理のあなたの満足度は、保険会社のネームバリューで決まるのではありません。

その事故を担当した担当者の力量で決まるのです。

・・・・あくまで私見であることをお忘れなく。

 

だからこそ、保険会社の実情を知らないと大変な目にあいます。

是非とも事故の際の保険会社との対応に、このブログを参考にしていただければ幸いです。

 

ほんとの事故のはなし

これから交通事故は確実に減ります。その時保険会社はどうなるのでしょうか?

これから、自動車事故は確実に減ります。 なぜなら、自動車の自動運転化が図られるからです。 今高齢者の交通事故が問題になっていますが、自動運転になれば車に触れることがなくなるので高齢者でも事故は起こさなくなります。 まるで …

事故の相手にいくらぐらいのものを持っていけばいいか?

よく事故を起こした契約者に相手にいくらぐらいのものを持っていけばいいか聞かれます。 物損事故であれば、1回2000円から3000円くらいのお菓子でいいでしょう。 金券類はあまり良くないです。 相手が怪我をしているのであれ …

元査定社員からみたおすすめ保険会社

 

2017年度  自動車保険事故対応満足度からみる私のオススメ保険会社 ベスト3

    第1位  セゾン自動車火災保険     ⭐️⭐️⭐️

    第2位  イーデザイン損保        ⭐️⭐️

    第3位   3メガ損保(ほぼ横並び)     ⭐️

 

自動車保険事故対応満足度って知ってますか?

 

毎年、自動車事故の対応の顧客満足度を数字にして順位を決めているやつです。

詳しい決めかたは、よくわかりません。

大体自動車保険契約の契約数という分母が保険会社毎にかなり違うのに、比べるのは無理があるんじゃないのかなと保険会社に勤務していた時には思っていました。

ただ、各社この満足度を売りにして保険を販売しようとします。

よくテレビで「顧客満足度ナンバーワン」などと有名タレントがいってますよね。

自動車保険には「代理店系」と「ダイレクト系」がありますが、全て一緒くたにこのランキングでは比べています。

そこで・・・私はあくまで元査定社員なので、事故の対応満足度の観点からみていい保険会社ランキングを発表いたします。

根拠はと問われると・・・あくまで経験と私見によるものなので根拠は自分の中にあります。

保険料云々は抜きです。

なので、顧客満足度とは少し違います。

ただ保険会社のサービスって「事故に対する対応でしょ」っていうのが私の根本的な考えです。

 

自動車保険事故対応満足度ランキング

 

JDパワー社 自動車保険事故対応満足度 2016年度 ベスト3

1・ソニー損保

2・富士火災保険

3・チューリッヒ保険

 

価格・com  2017年度 ベスト3 (ここだけ2017年度です)

1・AIU損害保険

2・三井住友海上保険

3・東京海上日動火災保険

 

オリコン事故対応満足度 2016年度 ベスト3

1・AIU損害保険

2・東京海上日動火災保険

3・ソニー損害保険

 

毎年満足度調査というのが行われ、発表?されます。

保険会社の通知表ですね。

大体、この三つの会社の満足度調査から保険会社各社も「満足度1位」とかいっています。

だから、1位が何社もあるんです。

ボクシングの世界チャンピオンが、WBA,WBC・・・で何人もいるのと同じです。

単純に上の結果から総合してみれば、AIU損保が1番で2位がソニー損保、3位 東京海上日動くらいになりますかね。

でも、なぜこのように結果がちがうのでしょう。

・・・おそらく、アンケート調査の対象、やり方で違ってきているんだと思います。

私が考える事故対応満足度 保険会社ベスト3

 

私が考える事故対応満足度の保険会社の順位は

1位 セゾン自動車火災保険 (セゾン損保) or イーデザイン損保

3位 国内3メガ損保(どこもほぼ一緒で手堅い)

下の方  ある保険会社?以外

・・ただ、代理店経由は代理店次第。

私は保険会社同士で話をする仕事だったので、相手の会社と自分の会社の担当者の力量しかわかりません。

それに前段でも述べた通り、満足度は担当者の力量で決まると考えているので保険会社ではないというのが私の考え方です。

代理店系では保険会社の社員ではなく、加入している代理店の担当者の事故の対応が満足度のほとんどを占めていると考えます。

では、なぜダイレクト系損保のセゾン自動車火災保険とイーデザイン損保を選んだのでしょう。

 

それは・・・・・その仕組みです。

事故対応満足度とは何で決まるのでしょう?

それは、契約者にどれだけコンタクトしたかコンタクトの回数

に尽きると思います。

契約者と長い時間話しをするよりも、コンタクトの回数が多い方が満足度は上がります。

被害者にいくらコンタクトをとっても、顧客満足度はあがりません。

当たり前ですが、アンケート対象はあくまで契約者なのですから。

保険会社にいる時代、被害者がうるさいので被害者ばかりに一所懸命連絡をしたり面談をしたりしている社員が多かったです。

保険会社の査定担当者には、事故を解決するのが仕事で自分たちの仕事はサービス業ではないという考えが根本にあります。

それでは、なぜセゾン自動車火災保険とイーデザイン損保なのでしょうか?

セゾン自動車火災保険とイーデザイン損保に共通するのは、日本の損保系列であり実際に事故処理をしているのはセゾン自動車火災保険は損保ジャパン日本興亜、イーデザイン損保は東京海上日動火災保険が事故処理をしています。

簡単な事故処理は自分たちの会社でやっていると思いますが、本社は東京で地方に社員はいません。

ダイレクト系でありながら、事故処理は3メガ損保の保険会社社員がやっているんです。

三井ダイレクトも単純な事故以外は三井住友海上保険が事故処理をしているのでしょうが、何度か事故で当たりましたが素人みたいな社員(アルバイト)?ばかりで、あまりいい印象がないので省きました。

仕組みとは?

 

「あなたの専任担当者が・・・」というCMをみたことがあると思います。

契約者にとっては。物損害も怪我の処理も同じ担当者がやっているものと思いますし、その窓口は当然ひとりだと考えていると思います。

損保の事故担当者は物の損害と怪我の損害で担当者が分かれるのです。

これは専門性を重視し効率的に事故を解決するのに仕方がないことなのです。

一度、前職の会社で全てひとりの担当者で賄おうとしましたが失敗しました。

セゾン自動車火災保険は単純な事故はセゾン損保の担当者が処理しますが、過失があったり怪我があるものは基本、損保ジャパン日本興亜の社員が事故処理を担当します。

ただし、お客様への報告はセゾン損保の担当者が行います。

損保ジャパン日本興亜の社員は契約者と連絡する必要がある場合、セゾン損保の担当を通して行います。

つまり窓口は怪我も物損も窓口は一つなのです。

(私が事故処理を担当していたから分かります)

それと仕事も契約者への連絡がメインとなるので、煩わしい被害者とのやりとりで時間が取られることもなくお客様へのサービスに専念できる仕組みです。

事故の解決が遅れていたり、問題があれば損保ジャパン日本興亜の社員を突きます。

そうすると、損保ジャパン日本興亜の社員は自社の事故より優先的に事故処理をせざるを得ません。

(何故か子会社の社員から親会社の社員が指示を受けます)

イーデザイン損保もおそらく同じやり方をしていると思います。

そうすると、お客様満足度は必然的に高くなるはずです。

・・・窓口になっているセゾン損保かイーデザイン損保の社員がよほど怠慢ではない限り。

 

二つの会社の比較

セゾン自動車火災保険株式会社
SAISON AUTOMOBILE&FIRE INSURANCE CO.,LTD
種類 株式会社
略称 セゾン自動車火災
本社所在地 日本の旗 日本
〒170-6068
東京都豊島区東池袋三丁目3番1号
サンシャイン60 40階
設立 1982年(昭和57年)9月22日
業種 保険業
事業内容 損害保険事業
代表者 西脇 芳和(代表取締役社長)
資本金 151億1,000万円
従業員数 299人
(2014年3月31日現在)
主要株主 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
株式会社クレディセゾン

 

イーデザイン損害保険株式会社

E.design Insurance Co.,Ltd.
種類 株式会社
略称 イーデザイン損保
本社所在地 日本の旗 日本
〒163-1413
東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティビル 13F
設立 2009年1月26日
業種 保険業
事業内容 損害保険業
代表者 稲寺 司(取締役社長)
資本金 496億円
売上高
(正味収入保険料)210億円
(2016年3月31日現在)
従業員数 200名(2016年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 東京海上ホールディングス:90.46%
NTTファイナンス:9.54%
外部リンク http://www.edsp.co.jp/

ウイキペディアより

 

どちらも従業員数が少ないですよね。

ダイレクト系で規模も小さいので仕方がないのですが、これでは独自の力では全国にいる契約者の事故の処理まではできません。

それで、親会社の全国にある事故処理網を使います。

新しくセゾン損保では

ALSOK事故現場安心サポートというサービスを作り、事故現場にALSOKの社員が駆けつけてくれるらしいです。

ALSOK事故駆けつけサービス

よく契約者に事故現場にきてくれと言われましたが、査定社員は事故現場にすぐには行けません。

代理店に加入していれば、その代理店によっては駆けつけてくれます。

事故にあうと本当に気が動転します。

(現に昨年末に私自身が事故を起こしましたが、かなり動揺しました)

すぐに誰かが現場に来てくれたら、それだけでかなり心強いです。

このサービスが本当に機能するのなら、かなりいいサービスですね。

 

2017年度 私がお勧めする(加入したい)保険会社 NO1

 

結論にも書いている通り

⭐️🌟🌟セゾン自動車火災保険株式会社

です。

ただし、2017年4月現在・・・です。

それと、保険料とか他の部分は除いています。

おそらく私は50代なのでCMからいくと保険料も安くなるはず?です。

私自身、今年はセゾン損保に切り替えてみようと思います。

その結果でまたランキングが変わるかもしれません。

 

追記

オリコンの2016年度の顧客満足度をみると

オリコン日本顧客満足度ランキング
自動車保険
調査企業数21社!実際のご利用者21,264人に調査!

1位 イーデザイン損保

2位 セゾン自動車火災保険

3位 ソニー損害保険

となっています。

顧客満足度なので、契約・保険料などの要素も入っていますが1位・2位は私のオススメと同じです。(前後していますが)

おそらくこの2社は仕組み作りが上手いんだと思います。